リトパ3&AB即売会戦線状況報告

then-d2010-09-19


 9月19日(日)、8:30東京駅発のぞみ17号にて名古屋入り。twitterのタイムラインを覗くと、前日入りや深夜バスの方々がいて、皆さん順調に名古屋撃ち、いや、名古屋入りされている様子。往復とものぞみ号でイベント参加最速理論なのは、金より時間の方が重要になってきた(=歳をとってきた)からですね……。
地下鉄も最速理論を駆使して、名古屋駅での移動距離が長い東山線を敢えて使わず、桜通線名古屋駅→丸の内駅乗り換え→鶴舞線大須観音へ。丸の内の乗り換えが遠くて、走ってギリギリ鶴舞線の発車に間に合うとか、そんなことをやらかしました。鶴舞線の運行本数少ないですね。そんなこんなで10時30分より少し前に待機列に。待機列が屋上曝しageとはつゆ知らず、かんかん照りのなかで干物になっておりました。暑かったです。
さて、入場後は真っ先にマジ天グッズセットに突入し、鞄にスルっとたたみ込んで(おみやげを用意していたため、鞄の空きが少なく、扱いがぞんざいですみません……)まずは一通り購入のため会場をぐるり回る。
その際、紋瀬さんのサークルで、次回『Love Song』本についての打ち合わせ状態になり、最終トラック「Love Song」を担当することに。たったいま、新たな担当が生まれた……。
各サークルさんが落ち着いてきた頃を見計らって、おもむろにおみやげを取りだし、「30x30」関係でお世話になったサークルさんを中心にご挨拶。その間にりきおさんと遭遇。まずは挨拶をして、落ち着いた頃を見計らってお話することにしていったん別れ。
さて、やることも一通り終わったし、どうしたものか……。1年前の八柾上京OFF以来で会おうとしていたぱぶさんの顔もだいぶ忘れてしまっているし……と立ち止まってキョドっているところに、ちょうどぱぶさんからお声掛けいただく。「30x30」の話や、呉の話などのあと、おすすめのサークルを訊かれ、いつも買っているところを中心にお伝えする。早速出撃するぱぶさんを見送り(売り切れていてあまり買えなかったようです……)、次はどうしようかと悩む。りきおさんが落ち着いてきたようなので、しばらく話した後、会場内をオプションのようについて回る。サークル燈竜華(今回初めて購入させていただきました)ではりきおさんの後で相槌をうちつつキョドっておりました……。
あと、りきおさん繋がりで、Time of Bliss管理人kdyさんなどにもお会いしてだらだらと喋り尽くす感じに。
途中、安眠枕さんとお話ししてコピー本をいただく。
昼はイベントを中抜けしてとりかつ。ん、タレは甘口じゃないんですね(偏見ですみません)。外はかりっと中はじゅわっとで美味でした。
戻ってしばらく眺めているうちにイベント終了。
アフターイベントは、「天使ちゃんマジ天使」連呼。みんなどんだけかなでっちゃん好きなんだ。
私の成果はチロルチョコホットケーキ味1個と、イベント限定AngelBeats!ピンバッチ(ガルデモ面子)を勝ち取りました……。勝ち取ったと言っても複数人に支給されるものしか獲れませんでした。基本、じゃんけん弱いです(課題は精神面)。
その後も似たようなメンバーで場所を変えて話し込み、20:10ののぞみ号で帰宅。
名古屋に行くと必ず登山していた喫茶マウンテンですが、今回は寄らずに済みました(ぇ
行ったとしても、甘口スパを見物人の前で食べ尽くす曲芸という簡単なお仕事ですが。
また、何度名古屋行きしても全く縁のない月天とか(移転&改装するらしいですね)。

リトパ3&AB即売会戦線での購入同人誌などの感想

conica(紗倉澪さん)iron(叶ふんわさん)ARI-COM(アリさん)Pendola(ふゆいちさん)ヤモセブン(まさゆさん)合同誌
『天使ちゃんマジ天使』

皆さんの愛が溢れてめいめい好きな方向に大暴走という感じでおなかいっぱいになりました。あとがきで、みなさん自分のが一番浮いているのではないか、という心配をしていらっしゃるのですが、大丈夫です。みんながみんないい意味で突っ走っているので、誰一人として浮いている方はいらっしゃらないという奇跡のバランス。皆さんの愛ゆえにハイレベルな位置でシンクロしている、そんな感じの濃い一品でした。おまけ本にも愛がはみ出ています。アリさんのフュージョン(かなで+○○コス)が色味も含めてハマっていました。


MerryCLOVER(夕住まうさん)
『電撃GalGamer』

夏コミでも出品されていたと思うのですが、ゲッターさんに新刊のみと指定していたために漏れていたこちらを購入。夕住まうさん含め、いろいろな方のギャルゲー愛を垣間見ることができました。夕住さんが絵を描かれていた『Rewrite』体験版やっておかないとな……。冊子内コメントにもありましたが、エタメロ懐かしすぎです(歳がばれる)。


ヤモセブン(まさゆさん)
『ebiepi』

初購入となりました。ハプニングで気づくツンデレゆりの本当の気持ち……? 大山きゅんと不良失敗(むしろはまりすぎていて怖い)日向がいい脇固め(ギャグとして)に入ってくれています。おまけペーパーも全面まんがで豪華でした(ご自身のページで公開されていますね)。


ごったに(けらさん)
『School Revolution Revenge!』

こちらもサークル初購入。『恭介アフター』などいろいろ出ていたのですが、とりあえずBL成分の少なそうなこちらを試しに買ってみました。恭介がつくったはずの虚構世界が乗っ取られた……? 真犯人は……? という短いながらも凝った設定のつくり。うまくどんでんがえしがはまっていますし、さもありなんという終わり方でした。続いた方がいろいろと面白そうだと個人的には思いますが、恭介には酷ですね……。


列挙。鈴華さん)
『Operation:R』

こちらもサークル初購入。ひなユイカップリング。SSSメンバー鍛錬のため、ゆりの命により2人1組で行動……という肝試し状態。しかし内容はハード。それをくぐり抜けてきた二人の間に生まれるさりげない情感、という落とし込み方がうまいと思いました。11/3のリトフェスではひなユイアンソロに期待。


燈竜華
『優シイ嘘 -L'Oiseau bleu-』

こちらもサークル初購入。恭介と佳奈多の本。虚構世界の設定など、かなり練り込まれてつくられたお話が、やけに突き刺さります。内罰的な佳奈多のキャラクタを存分に活かしきった、渾身の作だと思いました。「終わらせたいと思った」という本編中の台詞もうまく溶け込んでいます。
ペーパーに書かれていた、気持ちに応じて雨が……というのは『シンフォニック=レイン』のpiovaメーター……(以下ネタバレにつき略)。
また、幕間のゲスト原稿(ハシクラオさん)のトーンが本編と真逆で、ある意味すがすがしさを感じました。ツボに入って笑いが止まらなかったデス。


恋歌月姫(紋瀬夏海さん)
『破滅に向かう"僕ら"の恋のうた』

構成がちょっと不思議な感を持ったところ、よく見返してみると、どうやら時間が遡っていく構成にになっているらしく……? 何気ないふたりの姿だと思ったら、さすがもとネタが『Love Song』だけあって、ひねりが利いています。

『光に寄せて、孤独と永遠を詠う』

美鳥&美魚本。ふたりが円満に過ごす中で理樹と3人、しかも理樹の記憶を改竄はしていない、そして、物わかりのいい美鳥(ゲーム中だと最後の方あたりですか)というシチュで、ありそうでなかった所を突いてきている(本編では美魚と美鳥がふたり揃っているとき、美鳥は厳しめの応対だったので……)ように思いました。



睦月屋臨時店舗(睦月まさとさん)
リトバスRPG

あるあるネタ満載で、RPGのプレイ本数がそれほどない私でもニヤリとできるものでした。確かにリトルバスターズのメンバーはRPGの役割にちょうど当てはまりますね。しかし、命令しかしない勇者恭介って……。
サークルスペースでお話しさせていただいたところ、前日にアップしたばかりの夏コミ感想をお読みいただいていて、感謝感激。


桃缶(上原るいさん)
『SWEET MAGIC』『Breath of Heart』

こちらもサークル初購入。連続もののこま鈴本。小毬に恋した鈴というシチュ。ほのぼのかと思いきや、佐々美を追い出して鈴が小毬の部屋に同居したり、小毬の精神的なアレが一瞬出てきたり(あっさり引き下がっていったけれど……)、結構きわどいネタが繰り出されて来て、この後どうなる!?という感じです。


夕暮らね(美木村あ〜ねさん)
『some day choco』

鍵っ子ブログのトップを飾っている絵や、夏コミの紋瀬さんのLove Song本で見知ってはおりましたが、同人誌を買うのは初めて。特徴的な絵柄と、オレンジ系を基調にしたカラーリングに惹かれます(いただいたポストカード(HPに掲載されています)にそのオレンジ系の特徴があらわれています)。今回はコピー本。絵柄の可愛さだけでなく、トーンの貼り方が特徴的で独特のセンスを感じます。お話は、鈴視点の恭こま風味。35度など、今年の猛暑の季節感が反映されていました。


遠い海鳴りの音
『World Attention』

アレンジCDも2枚買ってみました。こちらの方の選曲は、私好みのダーク系。全体的に何某かの物語性を感じます。それだけ構成や編曲を練り込まれているからでしょう。ただ、このアルバムはヘッドホン(特にカナルタイプ)で聴くのはあまり向かない気がします。耳元にキツめの効果音が突き刺さってきます。ただ、その効果音が物語性を醸し出しているので。


CyberCube
『fee+RING』

安定感というか、安心して聴けるアルバム。スピード感のある曲のノリの良さが光っていると思います。
こちらでは、DDRライクなリズムアクションゲームのスコアアタックをやっていて、見ていて面白かったです。しかし、新参者の入る余地がなさそう&曝しものこわい、でプレイはできませんでした……。

安眠枕&karimikarimi

枕さんからのいただきもの。タイトルがないのでどうにも紹介しづらいのですが、おふたりのSS本。感想が即ネタバレになるのでなんとも言えないのですが……。枕さんのはシチュエーション実験、karimikarimiさんの2本は、キャラ同士をぶつけ合わせた思考実験、という印象を持ちました。