志摩子コスのスタッフ様によるピアノ演奏が本日のすべて

実は初参加。開場寸前に列に並び、入場して当初目的としていた数サークルの買い物をしている間、流れてきたBGMに『CLANNAD』「汐」があり、耳ダンボ状態になりました。言わずとしれたゲームのタイトル画面の曲。何故これがマリみてオンリーで……とと考えながら、そろそろC.F氏夫妻がくる頃だと出入り口に向かうと、ちょうど姿が目に入り、無事合流。
つきあいで一周してコス広場に戻ってくると、電子ピアノが鎮座していることに気づきました。これでさっきの曲を弾いていたのね……と思って近づき、ふと楽譜を見ると「時を刻む唄」が拡げられていて思わずのけぞってしまいました。そのときに、志摩子コスをされていたスタッフの方がピアノに近づいて来て「CLANNAD好きなんです」と言いながら曲を弾いてくださいました。
マリみてオンリーの会場で、私の主活動ジャンルの恋愛ゲーム関連の曲を聴くこの名状しがたい感情に駆られて、聴きつつ口ずさんでしまいました。C.Fさんからは「ここに変態さんがいる」と思われて避けられてしまいましたが。
弾かれている様子が優雅に見えたのと、曲調が、フレーズごとに一つひとつ少し休みを入れて溜める感じで、ホテルのロビーラウンジなどで弾かれているBGMと受け取られても違和感のない感じでした。向こう側では即売会で人が活発に動き回っているにもかかわらず、こちら側のコスプレ広場・落書きコーナーのあたりでは開場後1時間程度とは思えないゆったりした空気に包まれまれたと感じました。
時を刻む唄」終了後にもう一度「汐」の曲を弾かれていたので、よほどこの曲が好きなんだろうな、と思いました。ゲームを起動する度に聴くシンプルなピアノ曲ですが、新たなる始まりの予感をはらみつつ、それでもなにか1つの終わりを感じさせるので、強く印象に残る曲だと思います。
これら2曲とも、マリみて会場に全く違和感がありませんでした。まあ、これは私の活動ジャンル的な贔屓もあるのかもしれません。自分の評論活動は葉鍵系で、そのほかに購入する同人ジャンルがマリみてのみですので。その2つがサークル参加団体内の活動として重なっている(私が常連で行くところは羽根屋根やドム御一行の例がありますが)ばかりでなく、サークル主催者側の配慮でこの2ジャンルが繋がったところに、自分の中で何か特別な意味を見いだした感がしました。
その後、後れてきたドム御一行待ち、インドまで何マイル?待ちをして、最後にポスカをいただいて出てきました。途中、スタッフによるタラモサンド?の配給と販売があって、芸が細かいところを感じました。
また、本からみても、マリみて同人サークルは、総じてレベルが高いことを改めて見せつけられました。