次回作『恋愛ゲーム総合論集』(仮題)素案

※本件についての最新情報は、4月29日付の日記にて、ほぼ内容の確定したご案内を出しております。

■概要
『恋愛ゲーム総合論集』(仮題)
制作サークル名 :theoria(テオーリア)
頒布開始イベント:コミックマーケット80
頒布開始日    :08月12日(金)〜08月14日(日)
頒布先サークル :GameDeep、liliane.jp、豆満江開発機構及びtheoria
頒布価格     :未定
ページ数     :未定(200ページ程度を想定)
表紙       :猫撫ディストーションを予定
原稿締切     :6月12日(日)20:00


<編集方針>


 従来、評論サークルtheoria(テオーリア)における評論集は、恋愛ゲーム(ギャルゲー、エロゲー美少女ゲーム)のジャンルを対象に、作品論、作家論を中心として実施してきましたが、次回の論集においては、幅広い観点から評論の掲載を募集し、多面的に恋愛ゲームを論じる場としての誌面づくりを行いたいと考えています(「恋愛ゲーム」という呼称は過去の論集から継続して用いていますが、対象は広めに考えます。純エロゲーを含んで構いません)。
 アプローチの方向性として考えられる方法を以下に示します。


<アプローチの方向性>(例示です)

1.作品論的アプローチ


(1) 最速『Rewrite』特集(想定担当者:simula氏、tukinoha氏 他)
→残念ながら、発売が6月24日に延期となったため、夏コミには間に合いません。冬にRewrite論集を計画しようかと思っています。
(2) 『セカンドノベル』特集(想定担当者:中田吉法氏、雪駄氏、C.F氏、then-d
(3) 『猫撫ディストーション』→特集化したいので、書き手を募集中です。
(4) 『恋ではなく―― It's not love, but so where near.』(担当者:a-park氏)
(5) その他(募集中)
※最近の作品に縛られる必要はありません


2.作家論的アプローチ


※従来の候補で未決定のライタを対象。女性のシナリオライタを対象とする方を募集。

※あまり多いとまた大変なページ数になりそうなので……


3.表現論的アプローチ

  • 演出論(立ち絵、背景、文字送り、エフェクトも? etc.)

※個人的には、文字送りは常に瞬間表示or最速にしている私……(出てくるのが遅いとまどろっこしい)


4.テーマ論的アプローチ(困難が多い)

  • 鉄道(対象作品例:『D』、『SEVEN-BRIDGE』、『Railway』、『最終痴漢電車』シリーズ、『アウトライン』、『お嬢様特急』、『セクスプレス』)
  • 場所(トポス)(対象課題:秋葉原、新宿、北海道(全47都道府県どこでもOK)、孤島、宇宙船、等)
  • におい(匂い/臭い)
  • 色(エロゲの色キチ状況に分析を!w)
  • 陵辱
  • パンツ


※以下、詳細は http://d.hatena.ne.jp/then-d/20101010/1286712020 も合わせてご覧ください。


5.受容論的アプローチ


→正確な受容論とは異なりますが、「ストーリー系・シリアス系同人誌に見られるTactics/Key作品の受容状況」という論を立てれば、以前案を出していた「僕らの愛したkey系同人誌の10年」が本誌中に取り込めそうな気がします。そうなると、過去の同人誌紹介、という気軽なものではなくなってしまいますが……。


6.比較文化論的アプローチ(他ジャンルと?)


7.歴史的アプローチ


美少女ゲーム年代記を企画されている方々にご参加いただければありがたく。


8.文化研究的アプローチ


→私はカルスタに詳しくないのでご支援を請いたいところです。


9.産業論的アプローチ


→思いつくところではブランド論/戦略など?


10.その他


→キャラクタ愛とかエロゲ声優論とか……?
 オラに新たな観点を分けてくれ!w