早稲田文学10時間連続公開シンポジウム

私事を片付けてから行ったので、11時30頃と遅れて入場。

まずひとこと感想。「好きなことをしたいから批評をしている」「なんでもありでいいじゃん」と守りの位置から一歩も出てこない宇野常寛東浩紀福田和也もおだてすぎです。エクス・ポ関係者の雑な質問は逆に宇野に攻め手を与えてしまっていましたが。

それ以外では東氏総受けの様相を呈して論壇プロレス?的には面白いかもしれませんが、正直言って得たものは多くありませんでした。東氏は空気読みすぎで爆弾を拾いに行っているので芸人気質ですよ先生!(でも、そういう表層の行為って疲れませんか……)
ただし、『ファントム・クォンタム』に突っ込まれるのだけは、(今日は批評家東浩紀が来ていて小説家東浩紀がいないせいか)心から嫌そうでした。

渡辺直己高橋源一郎を殺すために小説の技術論を書いている発言に会場喝采。その後(会場にいない)田中和生総受け(笑)

あとは純文学は既にジャンル小説の1種だとか。

エクストラポッド。ゼロアカ面子のワケワカ話。動画などを見尽くしていればわかるのでしょうが、一切動画の類を見ていない私にはなんのことやら。お互いのゼロアカ同人誌の構成や内容でガチ勝負すればいいのに。
と思いながら自席で見ていて、ふと振り返ったら浩紀さまがみてる。思わず話しかける。
我慢しきれず壇上に上っていったうえ、ゼロアカ第5次はシンポジウムだけどこんなので心配とのおことば。

エクストラポッド2は省略して3。阿部和重東浩紀の和解の瞬間? まあでもこの会話聴いているとお互い大人気ないね(だいにんき、ではない)。なにこのおホモ達。俺たちはこんな人たちの本をしかめっ面して読まされていたのかと思うと落涙を禁じ得ません(苦笑)。
でもさくひんはさっかとはもうかんけいないんですよー(更笑)。

市川真人前田塁+)氏はやはりワセブンの仕切りだけあって、まあ、あちこちいろいろ配慮しながらこのカオスなセッションを仕切っていました。

そうそう、新城カズマ氏は眼鏡をかけたキリスト様みたいなお姿でしたよ!とかいってみる。口数少なかった(話に入って行きづらそう)けど。

まあまとまっていないし書き足りないところもあるけれどこんなところで。ちなみにメモしたノートのページ数は28p。聴衆席を真っ暗にしないでほしかった……。