2009-03-04から1日間の記事一覧

付記2

『CLANNAD』から『光見守る坂道で』の汐の動向にあるような、恒常的な変化にこそ価値を見いだすという観点をもっと先鋭に打ち出したものが『智代アフター』であると私は考えており、この点で『CLANNAD』と『智代アフター』とは、全く正反対を向いているとも…

付記1

別の観点を補足するなら、「二つの世界」の置かれ方についてでしょうか。まず、『ONE』においては、いわゆる「永遠の世界」と呼ばれているもの自体は消滅したり現実に吸収されたりするものではなく、そこにある世界からの脱出でしかなかったように、そちらの…

岡崎直幸の存在に対する指摘について

ともよちゃんが『CLANNAD』でいい観点を示してくださっているので、反応をお返しします。作中、岡崎直幸の位置づけは非常に軽く置かれているというのは仰るとおりだと私も思います。ただ、このことから、家族に関する認識として、作者が『AIR』以降で表現し…